リフォーム現場レポートリフォーム現場レポート

2013.4.26
成田市 Ⅰ様邸 
施工場所:増築

本日は、耐震の報告をします。

今回の工事で、耐震補強をするのに、OSBなる合板を使いました。

OSBとは、オリエンテッド・ストランド・ボードといいます。

井上邸 003

構造用の材料です。写真は3尺(910mm)×10尺(3000mm)板です。

通常は筋違、補強金物で耐震補強をしますが、今回はOSBで増築部の外周をすべて張って耐力壁をつくりました。

井上邸 005

こんな感じです。

耐震の基準で釘の打つ間隔も決められています。

今回は、耐力壁の強さの指標に『壁倍率』がありまして、設計士ロイドの指示で、壁倍率を4.1倍にしました。

壁倍率を4.1倍にするには、OSBの釘の打つ間隔が、外周部75mm以下、中通150mm以下と決められています。

釘打ちを、指定された間隔で打っていないと、壁倍率が減ってしまいます。

今回は大工さんがしっかりと釘を打ってくれました。

井上邸 002

耐震補強にも色々と施工方法があるので、それはまたほかの工事で報告をします。

                                                    ロト

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