仕切りで差がつく!
リビングワークスペースの
おしゃれなつくり方と事例集
仕切りでつくる、私だけの仕事空間
(2025年6月更新)
「リビングで集中して仕事がしたい」
「家族と同じ空間にいながら、自分だけの仕事スペースがほしい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
こんにちは。
千葉県のデザインリフォーム・リノベーション専門店「家CoCo(うちここ)」です。
在宅ワークやおうち時間が増えた今、
「仕事にも集中したいけど、子どもの様子も見ていたい」
「ひとりの空間がほしいけど、家族と離れすぎるのもイヤ」
そんな声から、リビングの中に自分だけの仕事スペースをつくるという発想が注目されています。
リフォームでしっかりと仕切りをつくる方法もあれば、ちょっとした工夫でメリハリのある空間にできる方法もあります。
このコラムでは、「仕切りで差がつく!」をテーマに、 リビングで仕切りを活かしたワークスペースのつくり方と、家CoCoの施工事例をご紹介します。
家族との時間も、自分の仕事時間も、どちらも大切にしたい。
そんなあなたにぴったりの、“わたしらしい働く空間”を見つけてみませんか?
リビングに仕切りのあるワークスペースをつくるメリット

リビングに仕切りを設けるワークスペースのメリット
リビングにワークスペースをつくるメリットは、仕事中も家族の存在を身近に感じられることです。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、仕事の合間にお子さまの様子を見守れるため、育児と在宅勤務の両立がしやすくなります。
また、仕切りを上手に取り入れることで、プライバシーをしっかり確保しつつも家族とのつながりはそのまま。
こうした空間設計は、心理的な孤立感を和らげ、心地いい暮らしのサポートにもなります。

スペースの有効活用で無駄を削減
リビングで仕切りを活用してワークスペースをつくることで、限られた住空間を効率的に使うことができます。
狭い家では専用の書斎をつくることが難しい場合もありますが、本棚やパーティションなどの仕切りを取り入れることで、ワークスペースを新たに確保することが可能になります。
また、デッドスペースになりがちな空間を利用してワークスペースをつくることで、リビングと自然に仕切られ、集中しやすい空間が生まれます。
たとえば、ロフト下の囲まれた空間は半個室のような役割を果たし、仕事や趣味に没頭しやすい環境を実現します。
このように仕切りの工夫と空間の特性を活かすことで、限られた住空間を効率的に活用できます。
家族時間も仕事も充実させる自分らしい空間へ
リビングに仕切りをつけたワークスペースがあると、家族との時間と仕事の両立がしやすくなります。
適度な区切りで集中力を保ちながらも、家族の気配を感じられるので、安心して作業に取り組めます。
たとえば、小さなお子さまがいるご家庭なら、目が届く範囲で子どもを見守りながら仕事ができるのが大きなメリットです。
もちろんお子さまがいない方も、仕切りがあることでプライベート空間としてオンオフの切り替えがしやすくなります。
快適な仕切りの選び方

パーティションや本棚で視覚的に仕切る
パーティションや本棚を使った仕切りは、もっとも手軽で効果的な方法です。
パーティションは動かしやすく、必要に応じてレイアウトを変更できるのが魅力です。
また、収納を兼ねた本棚を仕切りとして利用すれば、リビングのスペースを無駄なく活用できます。
本棚には書類や文房具を収納することで、仕事環境を整えながらリビングをすっきり見せることが可能です。
視覚的な仕切りをつくることで、仕事に集中しやすい環境をつくり出すことができます。

圧迫感を軽減する低めの仕切り
リビングの開放感を保ちつつ、ワークスペースを区切りたい場合は、低めの仕切りを使用するのが効果的です。
たとえばローボードや背の低い収納家具を配置することで、視線を遮りつつも部屋全体の広がりを損なわない工夫が可能です。
家の中でも使用頻度の高いリビングでは、圧迫感を与えないように仕切りを設置することが重要です。
また、低めの家具を選ぶことで、小さなお子さまのいる家庭でも安心して使用できる点もメリットのひとつです。
カーテンやブラインドで柔軟に空間を分離
カーテンやブラインドを仕切りとして活用する方法もおすすめです。
この方法は特に、一時的にワークスペースを仕切りたい場合に便利です。
カーテンを使えば、色や素材を選ぶことでリビング全体のインテリアと調和させることができます。
一方、ブラインドはモダンでスタイリッシュな印象を与えるため、シンプルで機能的なインテリアにぴったりです。
これらの仕切りなら、使わないときには簡単に開けて空間を広く見せることができる点も大きな利点です。
間仕切りについてもっと深く知りたい方は、こちらのコラムでさらに詳しくご紹介しています。
暮らしがちょっと楽しくなるヒント、ぜひチェックしてみてください。
ワークスペースをおしゃれに仕上げるポイント

観葉植物や照明で快適な雰囲気を演出
リビングにワークスペースを設ける際、「壁でしっかり仕切らなければ」と考えがちですが、実はちょっとした工夫で空間を分けることが可能です。
たとえば、オープンシェルフ(背板のない棚)を使って仕切る方法。
棚に観葉植物や雑貨を配置することで、視線を自然に遮りながら、おしゃれで落ち着ける“半個室”のような雰囲気が生まれます。
棚自体が収納としても機能するため、省スペースで実用的です。
また、照明やインテリアのテイストを変えることで、視覚的に空間を切り分けることも可能です。
リビングのメイン照明とは別に、デスク周辺にスタンドライトやスポットライトを配置すれば、光の仕切りが集中できる空間を演出してくれます。
さらに、デスク周辺には小型のグリーンやアートを取り入れると、ワークスペースに個性と落ち着きが加わり、作業にもメリハリが生まれます。
仕切りがなくても、棚や照明、植物といったアイテムを活用することで、プライベート空間を確保することが可能です。

インテリアと調和するデザインの仕切り
仕切りを取り入れる際は、リビング全体のインテリアと調和させることが大切です。
たとえば、ナチュラルな木材を使った仕切りであれば、温かみのある雰囲気が加わり、北欧スタイルやシンプルモダンなインテリアにもよくなじみます。
一方で、スタイリッシュなメタルフレームやガラス素材を選べば、洗練された印象を演出しつつ、空間を狭く感じさせません。
また、色合いや素材をリビング全体のトーンに合わせることで、仕切りが浮いて見えることなく、空間全体に統一感が生まれます。
仕切りは、ただの実用アイテムではなく、空間のアクセントとしても活躍する存在です。
デザイン性にこだわれば、リビングがよりおしゃれで洗練された空間へと変わるでしょう。
キャスター付き仕切りで機能性もアップ
リビングでのワークスペースづくりには、キャスター付きの仕切りがとても便利です。
必要に応じて簡単に移動できるため、テレワーク中は集中できるスペースを確保し、仕事が終われば開放的なリビングとしてすぐに切り替えることができます。
たとえば、本棚タイプやパネルタイプの仕切りにキャスターが付いていれば、空間を柔軟にレイアウトできるうえ、片付けもスムーズ。
固定式と違い、ライフスタイルやシーンに応じて自由自在にレイアウトを変更できるのが大きな魅力です。
また、デザイン性のあるキャスター付き仕切りを選べば、インテリアの一部としても映えるため、見た目にもおしゃれで実用的なリビングワークスペースを実現できます。
実例から学ぶ理想的なワークスペース
リビングの一角に、暮らしになじむワークスペースの仕切り
海外出張の多いご夫婦が、日本での拠点として選んだ住まい。
在宅ワークの機会が増えたことから、「それぞれに合ったワークスペースを設けたい」というご要望をもとに、リビングの一角に仕切られたワークスペースを計画しました。
壁でしっかり囲うのではなく、空間に抜け感を残しながらも視線を遮るよう設けたオリジナルの採光窓付きの仕切りで、生活空間との緩やかな分離を実現。
自然光が届くよう工夫された設計で、明るく閉塞感のない“こもれる空間”に。
キッチンやソファとも程よい距離感があり、家事の合間にも使える、暮らしになじむワークスペースとなっています。
オープンシェルフでつくる程よい区切り
ノルディックスタイルを取り入れたマンションリノベーションの一角に、木製のオープンシェルフを仕切りとして活用したワークスペースを設けました。
オープンシェルフは視線をほどよく遮りつつ、圧迫感を抑えた仕切りとして機能。
収納スペースとしても使えるため、趣味の道具や書類をすっきり整理でき、見た目も美しい仕切りとなっています。
リビングとワークスペースのつながりを保ちつつ、集中できる個室感も演出。
明るく開放的な空間に自然と馴染むデザインが特徴です。
ゆるやかに仕切って快適に。北欧テイストで叶えたリビングワークスペース
リビングの一角に設けられたワークスペースは、「家族の気配を感じながらも、しっかりと集中できる空間にしたい」というご要望から誕生しました。
完全に区切るのではなく、あえて“ゆるやかに仕切る”ことで、空間にこもらず開放感を保ちつつ、程よいプライベート感を実現。
LDKとつながりながらも、ワークや趣味に集中できる絶妙なバランスが生まれました。
全体のインテリアは、お施主様のこだわりである北欧スタイルで統一。
白を基調に無垢の木をふんだんに使い、やさしく明るい空間を演出しています。
グレイッシュグリーンのキッチンがアクセントになり、シンプルながらも洗練された雰囲気になっています。
壁で仕切りながらリビングを見渡せる半個室ワークスペースのある住まい
築21年のマンションを3LDKから5LDKへリノベーション。
在宅勤務の施主様のために、壁で仕切りながらもリビングの様子が見える半個室風のワークスペースを新設しました。
プライベートな空間を確保しつつ、家族の気配を感じられる設計でオンオフの切り替えがしやすく、集中力アップに役立ちます。
収納や家事動線も見直し、荷物をすっきり片付けられるリビングを実現。
家族みんなが快適に過ごせる住まいへと生まれ変わりました。
リビングにワークスペースをつくるアイデア、もっと見てみたい!と思った方へ。
暮らしがちょっと楽しくなる実例を、こちらのコラムでもご紹介しています。
ぜひご覧ください。

快適に過ごすコツと施工事例12選 千葉県のデザインリフォーム・リノベーション専門店「家CoCo」が豆知識や施工事例を紹介。暮らしがワクワクする情報満載です!
リビングで集中力を高めるコツ

ワークスペースの周囲をシンプルに保つ
リビングにワークスペースを設ける場合、空間だけでなく使うものも明確に分けることが、快適な作業環境をつくるポイントです。
仕切りを活用することで視覚的にスペースを区切れるだけでなく、リビング用とワークスペース用のアイテムをきちんと分ける意識づけにもつながります。
たとえば、テレビのリモコンやソファ用のブランケット、ふきんなど、リビング特有の雑貨類は、仕事エリアには持ち込まないルールを決めておくことがおすすめです。
さらに文具・書類・ノートパソコンなど、ワークに必要な道具だけを専用の引き出しやボックスにまとめておけば、作業効率を高めることができます。
このように「物の置き場所」を明確に切り分けることで、仕切りの役割がより機能的になり、オンとオフの切り替えが自然とできる空間が生まれます。

仕事と生活空間を明確に区別する方法
リビングを活用したワークスペースでは、仕事中に生活空間が視界に入らないように工夫することが重要です。
たとえば、デスクを壁側に向け、サイドを棚や柱で遮る事で、視線を遮り、個室のような感覚をつくることができます。
これにより、生活の気配に気を取られず、仕事に集中しやすい環境が整います。
音環境を改善し集中空間を創る
リビングは家族が集う場所であり、物音や会話が生じやすい空間です。
ワークスペースでの集中力を高めたい場合、音環境の改善も大きなポイントとなります。
たとえば、遮音性のあるカーテンや仕切りを使ってワークスペースを区切ることで、音の侵入を軽減し、集中しやすい環境をつくることができます。
特に天井から床までしっかり覆える遮音カーテンは、比較的手軽に導入でき、コストパフォーマンスの高い対策として有効です。
また、壁面に吸音パネルを設置する方法も効果的です。
これにより、音の反響や伝わりを抑えつつ、空間をゆるやかに区切ることができます。
さらに、床材に吸音性の高いクッションフロアや防音マットを選ぶことで、生活音の伝達を抑えるリフォームも可能です。
Q&A

Q1.リビングでワークスペースをつくる際、どのように仕切りを選べばよいですか?
A.仕切りを選ぶ際は、「使いやすさ」と「インテリアとの調和」がポイントです。
視線を遮ってしっかりと空間を分けたい場合は、本棚や仕切りパネルなど、家具としても使えるタイプがおすすめです。
また、リフォームのタイミングであれば、壁を新たに設けて半個室のような空間をつくることも可能です。
リビングの一角にしっかりとした仕切りを設けることで、集中しやすく、生活スペースとのメリハリがつきます。
インテリアのテイストや色合いに合わせて素材や仕上げを選ぶことで、リビング全体の統一感も保てます。
Q2.賃貸物件でもできるリビングの仕切りアイデアはありますか?
A.賃貸物件であれば、壁を傷つけずに設置できる仕切りがおすすめです。
たとえば、突っ張り棒タイプのパーティションや、取り外し可能なカーテンを活用すると良いでしょう。
また、背の低い本棚や可動式のパネルも便利です。
これらを活用することで、リビングにワークスペースをつくりつつ、後から簡単に変更可能です。
Q3.リビングの限られたスペースで快適なワークスペースをつくるアイデアを教えてください。
A.限られたスペースでも快適なワークスペースをつくるには、「デッドスペースの活用」と「収納を兼ねた仕切り」がポイントです。
たとえば、ロフト下や窓際など普段あまり使われていない場所にワークスペースを設けることで、空間を有効に使えます。
また、収納機能のあるシェルフや棚を仕切りとして活用することで、視線を遮りながら必要な物をすっきりまとめることができ、作業効率もアップ。
机と棚を一体にした家具を使えば、さらに省スペースで機能的です。
こうした工夫を取り入れることで、限られた空間でも快適で整ったワークスペースが実現します。
まとめ
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戦略マーケティング&PR部
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