おしゃれアクセントクロス20選!
費用から部屋別事例まで
失敗しない選び方完全ガイド
アクセントクロスで叶える理想の空間
(2025年10月更新)
「アクセントクロスって、どこに貼ればおしゃれに見えるの?」
「部屋の雰囲気を変えたいけど、失敗しない色やデザインの選び方は?」
そんな疑問をお持ちの方におすすめのコラムです。
こんにちは。
アクセントクロスを使った空間づくりを提案する、千葉県のデザインリフォーム・リノベーション専門店「家CoCo(うちここ)」です。
最近では、壁の一面だけにアクセントクロスを取り入れることで、費用を抑えつつ、おしゃれで個性的な部屋をつくる手法が注目されています。
特に千葉エリアでは、リビングや子供部屋、クローゼットなど、空間ごとにアクセントクロスを上手に活用する事例が増えており、ご夫婦やファミリーの方からも人気です。
「白だけの壁もいいけれど、アクセントで空間はもっと輝く。」
色や柄、貼る場所の工夫次第で、シンプルな部屋も北欧風やモダンスタイルに生まれ変わります。
このコラムでは、アクセントクロスの基本知識や費用相場、テイスト別・部屋別の選び方、おしゃれな施工事例、そして失敗しないためのポイントまで、プロの視点でわかりやすく解説します。
アクセントクロスでつくる空間は、思った以上に自由で楽しいもの。
あなたの「こんな部屋にしたい!」を叶えるヒントがきっと見つかります。
ぜひ、最後までご覧ください。
アクセントクロスの基礎知識|費用相場・効果・失敗しないコツ

アクセントクロスとは?その特徴と費用相場
アクセントクロスとは、部屋の壁の一部にだけ異なる色やデザインの壁紙を取り入れるインテリア手法です。
全面を同じクロスで仕上げるのではなく、あえて一面や一部だけ変えることで、空間に視覚的な変化をつけることができます。
日本の住宅では白やベージュなどシンプルなクロスが主流ですが、アクセントクロスを取り入れることで「部屋に表情を持たせる」「視線を誘導する」などの効果が期待できます。
アクセントクロスの費用相場は、壁クロスの貼り替えで6万円~30万円※が目安です。
施工費用は素材やデザイン、さらに施工業者によっても変動するため、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
また、一面だけの施工であれば、全面貼り替えに比べてさらに低コストで取り入れることができるため、費用を抑えつつおしゃれな空間をつくることが可能です。
※出典:リフォームの内容と価格について(国土交通省)

アクセントクロスがもたらすメリット
アクセントクロスは、単なる装飾ではなく、暮らしや住まいにさまざまなメリットをもたらします。
費用対効果の高さや、インテリアの自由度を高められる点が大きな魅力です。
・部屋の雰囲気を手軽に変えられる
用途に合わせてリラックス・活発・落ち着きといった雰囲気を演出。
一部分のクロスを変えるだけで、空間全体の印象が大きく変わります。
・費用を抑えつつ高い効果を得られる
施工範囲が限られるため、比較的低コストで導入でき、少ない投資で大きなデザイン効果を発揮します。
・空間に奥行きや広がりを演出できる
色や柄を工夫することで、狭い部屋を広く見せたり、大きな空間を引き締めたりと視覚的効果を得られます。
・自分らしいインテリアを表現できる
家具や小物では出せない個性を壁紙で表現でき、住まいの雰囲気をより自分好みに近づけられます。
・家具や小物との相性を高められる
背景として機能することで、ソファや棚、アートなどが引き立ち、空間全体に統一感とおしゃれさをプラスします。
このようにアクセントクロスは、デザイン性と実用性の両方を兼ね備えた手法です。
取り入れるだけで住まいの印象を大きく変えられるため、今や多くの家庭で注目されるインテリアの工夫といえます。
失敗しないクロス選びは事前の比較と確認がカギ
アクセントクロスを選ぶ際、色や柄のイメージだけで決めてしまうと、実際の施工後に「思った印象と違った」と感じることがあります。
特にリフォームやリノベーションでは、床や家具、照明とのバランスを踏まえ、理想のデザインや部屋に近いかどうかを事前に確認することが大切。
そのため、複数の施工会社に相談したり、相見積もりをとったりして比較することがとても重要です。
手間に感じるかもしれませんが、たとえば家CoCoでは、問い合わせするだけで相談と見積もりを同時に進められたり、LINEで気軽に話すこともできるため、思ったより簡単に情報を得られます。
問い合わせをして施工事例や提案を確認し、イメージに合わなければ断るといった選択を重ねることで、後悔のない、満足度の高いクロス選びにつながります。
このように、事前に情報を集め、複数の選択肢を比較検討することが、理想の空間をつくるための大切なステップです。
テイスト別に選ぶアクセントクロスのポイント
北欧テイストで叶える、心地よいリラックス空間
北欧テイストのインテリアは、淡いブルーグレーやグリーンなど、自然を感じさせる色使いが魅力です。
温かみのある木製家具や柔らかなファブリックと組み合わせることで、シンプルながらも居心地の良い空間を演出。
北欧らしい柔らかさを出すためには、クロスの色や柄にこだわることがポイントです。
淡いブルーグレーやグリーンを基調にすることで穏やかな雰囲気をつくり、自然モチーフの柄をアクセントに取り入れると、部屋全体にさりげない温かみが加わります。
このように、北欧テイストのクロスは、色や柄の選び方ひとつで家具や小物との調和が自然に整い、毎日過ごす部屋を心地よく彩ることができます。
モダンテイストで演出する、洗練されたスタイリッシュ空間
モダンテイストの部屋には、モノトーンやダークトーンの無彩色、深い青や深緑など落ち着いた色のアクセントクロスがよく合います。
シンプルながらもシャープな印象を演出でき、空間全体をスタイリッシュに引き締める効果があります。
特にリビングや書斎など、長時間過ごす空間では、落ち着きのある色と柄が、集中力やリラックス感を自然にサポート。
さらに、家具や照明と組み合わせることで、より統一感のあるコーディネートが可能です。
光や小物で遊びを加えることで、都会的で洗練されたモダンな空間を完成させることができます。
ナチュラルテイストでつくる、穏やかで居心地の良い空間
ナチュラルテイストのインテリアには、ベージュやブラウン、くすみグレーなどのアースカラーのアクセントクロスがよく合います。
柔らかく温かみのある色合いは、部屋全体に落ち着きと穏やかさをもたらし、毎日の暮らしにリラックスできる空間をつくり出します。
クロスの素材感や柄を意識することで、自然素材の家具や観葉植物との相性も高まり、統一感のあるコーディネートが可能です。
また、ナチュラルテイストはシンプルな中にもアクセントを加えやすいのが魅力。
家具や照明と合わせることで、より居心地の良い、長く愛せる空間をつくることができます。
ヴィンテージテイストで魅せる、味わい深く個性的な空間
ヴィンテージテイストの部屋には、レンガ調や木目調、ユーズド感のあるグレーなど、くすんだ色合いのアクセントクロスがよく合います。
壁面に取り入れるだけで、時間を重ねたような風合いや無骨な雰囲気を演出でき、個性的な空間が完成。
特にヴィンテージ感のある家具やアイアン素材と組み合わせることで、クロスの色や柄が引き立ち、部屋全体に統一感と深みが生まれます。
また、ヴィンテージテイストは遊び心のあるディテールを加えやすいのも魅力です。
少し冒険したクロス選びも、ヴィンテージスタイルなら違和感なく楽しむことができるでしょう。
色彩ごとで変わるアクセントクロスの印象
暖色系のアクセントクロスで温かみと元気を演出
赤やオレンジ、黄色、ピンクなどの暖色系は、元気で明るく、楽しい雰囲気を演出するのにぴったり。
彩度を少し抑えた暖色を選べば、派手すぎず落ち着いた温かみのある空間にすることも可能です。
家具や照明と組み合わせることで、居心地の良さや親しみやすさも引き出せます。
暖色系は、空間にポジティブな印象を与え、訪れる人にも明るさや活力を感じさせる配色です。
寒色系のアクセントクロスで落ち着きと清潔感を演出
青、グレー、青紫、ネイビーなどの寒色系は、爽やかでクールな印象を与え、清潔感や静けさを感じさせる色です。
光の当たり方や周囲のインテリアによって色の印象は変わりますが、寒色系をアクセントとして使うことで、空間全体が落ち着き、知的で洗練された雰囲気に。
モノトーンの家具や木製家具と組み合わせると、より上品でバランスの取れた空間になります。
中性色系のアクセントクロスで穏やかさと優雅さを演出
黄緑や緑、紫などの中性色系は、穏やかさや優雅さだけでなく、個性的な空間づくりにも活躍するカラーです。
葉っぱ柄や自然モチーフのアクセントクロスを取り入れることで、クローゼットや収納スペースにも遊び心をプラスできます。
派手すぎず、それでいて存在感のある柄は、空間のポイントとしても活躍し、中性色系ならではのバランス感でコーディネートしやすいのも魅力です。
無彩色のアクセントクロスでモダン&洗練された空間に
白、黒、グレーなどの無彩色系は、シャープでモダン、スタイリッシュな印象を演出するのに最適です。
モノトーンのインテリアや家具との相性も良く、洗練された空間をつくりたい方におすすめです。
無彩色系は、壁の一面にアクセントとして取り入れるだけで、部屋全体の引き締め効果や統一感を高めることができます。
光の加減や周囲のインテリアによって表情が変わるため、組み合わせ次第でシックにもクールにも印象を調整できるのが魅力です。
部屋ごとのアクセントクロス活用ポイント
リビングが映えるアクセントクロスアイデア
リビングは家族が集い、来客を迎える機会も多い場所です。
そのため、アクセントクロスの効果が最も際立つ空間といえます。
壁面や天井、造作の部分に工夫を加えるだけで、印象的でおしゃれなリビングをつくることができます。
・テレビ背面
グレーやダークトーンのクロスを選ぶと、テレビ画面とのコントラストが美しく映え、空間が引き締まります。
石目調や凹凸のあるデザインを選ぶと、高級感のある雰囲気も演出できます。
・ソファ背面
落ち着いたブルーやグリーン、または柔らかな木目調のクロスを合わせることで、リラックスできる居心地の良い空間になります。
家具との調和を意識するとさらにおしゃれに。
・天井
天井に木目調のアクセントクロスを貼ると、部屋全体に温かみが加わり落ち着いた印象に。
リビング側を吹き抜けにする場合でも、開放感を損なわずデザイン性を高めることができます。
・造作壁やニッチ
造作壁や飾り棚のニッチにアクセントクロスを施すと、さりげないおしゃれなポイントが生まれます。
小さな面積でも印象的に仕上げることができるので、取り入れやすいアイデアです。
このように、リビングの各エリアごとにアクセントクロスを使い分けることで、部屋全体の印象をおしゃれに引き上げることができます。
寝室・子ども部屋に遊び心を
寝室や子ども部屋はプライベートな空間です。
だからこそ、個性やリラックス効果を重視したアクセントクロスを選ぶのがおすすめ。
部屋の用途に合わせて色や柄を工夫することで、心地よくおしゃれな空間をつくれます。
・寝室
ネイビーや濃いグレー、ブラウンなど落ち着いた色は、リラックス効果が高く、良質な睡眠環境をサポート。
ベッドヘッドの壁に取り入れ、間接照明と組み合わせるとホテルライクな上質空間に仕上がります。
・子ども部屋
子どもの成長や好みに合わせて、明るいパステルカラーや星柄、動物柄など遊び心のあるクロスがおすすめ。
集中力を高めるブルー系や、リラックス効果のあるグリーン系をアクセントに取り入れるのも効果的です。
寝室や子ども部屋では、アクセントクロスの色や柄を変えるだけで、リラックスできる空間や遊び心あふれる空間を手軽に演出できます。
家具や照明との組み合わせを工夫すれば、より魅力的なプライベート空間に仕上がります。
トイレ・洗面所の個性派クロス
トイレや洗面所はコンパクトな空間だからこそ、思い切ったデザインに挑戦しやすい場所です。
リビングや寝室では少し派手に感じる色柄も、狭い空間ならアクセントとして映え、遊び心をプラスできます。
- トイレ
ボタニカル柄やストライプ柄、ドット柄など個性的なデザインが人気。
清潔感を演出できるブルー系やグリーン系、空間を明るく見せるイエローもよく選ばれます。
- 洗面所
タイル柄のクロスを使えば、まるでホテルのように洗練された雰囲気に。
爽やかなブルーや清潔感のあるホワイト系が相性抜群で、水まわりなので防水性や防汚性のあるクロスを選ぶと安心です。
このように、水まわりの小さな空間は遊び心を取り入れる絶好のチャンス。
個性的な柄や色を選んでも空間全体のバランスを壊すことなく、インテリアの印象を引き立てることができます。
キッチン・玄関・書斎など…隠れた名スポット
リビングや寝室だけでなく、アクセントクロスが効果を発揮する場所はまだまだたくさんあります。
目立たない場所にこそアクセントクロスを取り入れることで、空間全体の印象をワンランクアップさせることができます。
・キッチン背面
オープンキッチンでは、ダイニングから見える背面にアクセントクロスを貼るだけで、空間の印象が変化。
耐水性や防汚性のあるクロスを選べば、実用性も兼ね備えられます。
・玄関
家の顔となる玄関にクロスを取り入れると、来客に好印象を与えられます。
奥行きを感じさせる色や、消臭効果のある機能性クロスもおすすめです。
・書斎
集中力を高めるブルー系や、落ち着きのあるブラウン系、知的な印象を与えるグレー系のクロスが適しています。
・パントリー・クローゼット
家族や個人しか立ち入らない場所だからこそ、好きな柄や色を思い切り楽しめます。
遊び心のあるクロスは、家事や整理整頓のモチベーションアップにもおすすめです。
・折り上げ・下がり天井
天井の一部にアクセントクロスを貼ると、空間に奥行きやデザイン性が加わり、おしゃれ度をさらに高めることができます。
このように、リビングや寝室以外の隠れたスポットにアクセントクロスを取り入れることで、家全体の統一感とデザイン性がアップします。
小さな面積でも印象的な変化を生むので、ぜひ挑戦してみましょう。
おしゃれなアクセントクロス施工事例集
くすみブルーのアクセントクロスで、心地よく映えるキッチン空間に
こちらのLDKリフォームの事例では、背面にくすみブルーのアクセントクロスを採用。
シンプルな白いキッチンと調和しながら、ほどよい彩りをプラスしています。
お気に入りの小物や雑貨をオープンシェルフに並べることで、クロスの色合いが背景となり、より一層インテリアが引き立つ空間に。
毎日の料理や家族の時間が楽しくなる、明るく心地よいキッチンに仕上がりました。
パープルのアクセントクロスで彩る子供部屋
リビングからつながる子供部屋には、お子様のテーマカラーであるパープルのアクセントクロスを採用しました。
クロスの色が空間にアクセントを与え、将来個室として仕切ったときにも落ち着きと遊び心を兼ね備えた印象を演出しています。
アクセントクロスが壁の存在感を高め、インテリアのポイントとしても映える空間になっています。
ブルーのアクセントクロスで演出するシアタースペースのあるリビング
旧和室をリフォームして生まれたシアタースペースには、家具と調和した配色のブルーアクセントクロスを採用。
クロスの色が空間の印象を引き締め、シアターとしての落ち着きと一体感を演出しています。
アクセントクロスが壁の存在感を高めることで、リビング全体のインテリアのポイントにもなっています。
白を基調とした柄物アクセントクロスで明るく彩るトイレ空間
趣味があふれるサンルーム・ルーフテラスのある住宅では、トイレに白を基調とした柄物のアクセントクロスを採用しました。
クロスの繊細な線画の鳥や草花のデザインが、空間に明るさとリズムを与え、入るたびに気分がリフレッシュされる印象を演出しています。
明るいイエロー柄クロスが映える、気分が上がるクローゼット
大家族の笑顔が集まるLDKでは、クローゼットにイエローの柄物アクセントクロスを採用しました。
クロスの明るい色合いと楽しい柄が空間に元気とアクセントを加え、家族が使うたびに気分が明るくなる工夫をしています。
リビングとつながるクローゼットにブルーアクセントクロスで彩りを
開放的なリビングに隣接するクローゼットの中と背面には、鮮やかなブルーのアクセントクロスを採用しました。
クロスの色が空間に奥行きと視覚的なポイントを加え、収納スペースでありながらインテリアとしても楽しめるデザインになっています。
【モデルハウス】落ち着いたブルーのアクセントクロスで迎える玄関空間
家CoCoリノベーションモデルハウス「紡ぎの家」四街道市千代田では、玄関に落ち着いたブルーのアクセントクロスを採用しました。
クロスの色が空間に深みを与え、シューズクロークや土間続きの大型収納と組み合わせることで、見た目も使い勝手も整った玄関に仕上がっています。
モデルハウスでは、実際にアクセントクロスの色味や質感を確認することも可能です。
色の選び方や空間への効果を実際に体感できるため、リフォームや新築でのクロス選びの参考にも最適です。
【モデルハウス】ブルー×イエローのアクセントクロスで彩るロフトのある部屋
家CoCoリノベーションモデルハウス「紡ぎの家」八千代市高津では、ロフトのある部屋にブルーの柄アクセントクロスとイエローのアクセントクロスを組み合わせて採用しました。
実際にご覧いただけるモデルハウスでは、色と柄のコントラストが生み出すリズムや、クロスが空間に与える印象を体感できます。
アクセントクロス選びで失敗しないためのポイント

面積・場所の選定とバランス感覚
アクセントクロスを取り入れる際、まず考えたいのは「どの壁にどのくらいの面積で貼るか」というバランス感覚です。
壁の一面に貼ると、部屋の印象をぐっと引き締めることができます。
たとえば、テレビ背面やベッドヘッドの壁など、視線が集まる場所にアクセントを置くと効果的です。
一方で、部屋の半面以上に貼る場合は、色や柄を控えめにすると圧迫感を抑えつつ、おしゃれな印象に。
大胆な柄を広く使う場合は、家具や照明とのバランスも意識すると、空間全体がまとまります。
色・柄・素材の選び方
アクセントクロス選びでは、色・柄・素材の選び方が空間の印象を大きく左右します。
それぞれのポイントを押さえて、理想の部屋づくりに活かしましょう。
・色
理想の部屋のイメージに合わせて、暖色、寒色、中性色、無彩色の中から選びます。
色の明るさを示す「明度」や鮮やかさを示す「彩度」も意識しましょう。
明度が高い色は部屋を広く明るく見せ、低い色は落ち着きや重厚感を演出します。
・柄
部屋の広さや用途に合わせて選ぶのがポイントです。
狭い空間には小柄、広い空間には大柄を大胆に取り入れるとバランスが良くなります。
定番のストライプ、ドット、花柄はどんなインテリアスタイルにも合わせやすく、個性的な柄を選ぶ場合は他の家具や照明との調和も意識しましょう。
・素材
ビニールクロス、織物クロス、紙クロスなどさまざまな種類があります。
ビニールクロスはデザインが豊富でコストも手頃、機能性も高いです。
織物クロスは高級感があり、紙クロスは自然な風合いが魅力。
貼る場所に応じて、汚れにくい・湿気に強いなどの機能性も考慮すると安心です。
色・柄・素材の組み合わせ次第で、同じ部屋でもまったく異なる印象に仕上がります。
家具や床、照明との相性も確認しながら、長く愛せるアクセントクロスを選びましょう。

家具・床・照明との相性を考える
アクセントクロスは単体で選ぶのではなく、部屋全体のカラーバランスやインテリアとの調和を意識することが大切です。
床や家具、照明との組み合わせによって、空間の印象は大きく変わります。
・床・家具
床の色やソファ、カーテンなど、面積の大きい家具の色と調和する色や柄を選ぶことがポイントです。
同系色でまとめると統一感が生まれ、反対色をアクセントとして取り入れると、個性的でメリハリのある空間になります。
・照明
照明の種類や光の当たり方によって、クロスの色味や質感が異なって見えることがあります。
日中の自然光と夜間の照明の両方でサンプルを確認し、イメージ通りの仕上がりになるかチェックすることをおすすめします。
家具や床、照明との相性を意識して選ぶことで、アクセントクロスは空間全体に馴染みながらも、ほどよく目を引くポイントになります。
失敗例とその対策

よくあるアクセントクロスの失敗例とデメリット
アクセントクロスは部屋の印象を大きく変える一方で、選び方を間違えると思った効果が得られず、逆にデメリットになってしまうことがあります。
よくある失敗例を理解しておくと、後悔のないクロス選びにつながります。
・アクセントになっていない
無難すぎる色や元の壁紙との違いが少ない場合、そもそもアクセントとしての存在感がなく、部屋全体の印象を変えることができません。
・統一感がなく落ち着かない
色や柄だけの好みで選ぶと、床や家具、照明などのインテリアとの調和が取れず、落ち着かない空間になることがあります。
・飽きてしまう
個性的すぎる色や柄を選ぶと、時間の経過とともに飽きを感じる可能性があります。
特にリビングや長時間過ごす場所で起こりやすいデメリットです。
・仕上がりのイメージと違う
小さなサンプルだけで判断すると、実際に貼ったときに色味や雰囲気が想像と異なることがあります。
光の当たり方によっても印象が変わるため注意が必要です。
・部屋が暗く狭く感じる
ダーク系の色を広い面積に使いすぎたり、赤やオレンジなど進出色を狭い空間に取り入れると圧迫感が生じ、空間が暗く狭く感じられるデメリットがあります。
このように、アクセントクロスにはデメリットになる可能性もありますが、事前に失敗例を理解し、色・柄・面積・インテリアとの相性を慎重に確認することで、満足度の高い空間づくりにつなげることができます。
失敗を防ぐチェックポイント
アクセントクロス選びで後悔しないためには、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
・色・柄の確認
部屋全体の家具や床、照明とのバランスを考えて、クロスの色や柄を選びましょう。
小さなサンプルだけで判断せず、施工会社の資料や実際の施工例を確認すると失敗を防げます。
・面積と配置のバランス
アクセントクロスは貼る場所や面積によって印象が大きく変わります。
広い面積に派手な色や柄を使うと圧迫感が出ることもあるので、部屋全体のバランスを意識しましょう。
・素材と機能性
使用する場所に合わせた素材選びも大切です。
キッチンや洗面所などは汚れや湿気に強いクロス、寝室は落ち着いた質感など、用途に合った素材を選ぶことで長く愛用できます。
・複数の選択肢を比較
施工会社に相談したり、相見積もりを取ったりすることで、デザインや費用面の比較ができます。
気になる会社に資料請求をして、イメージに合わなければやめる、といった選択も可能です。
・光の当たり方や時間帯のチェック
昼と夜でクロスの見え方は変わります。
自然光や照明の影響を確認し、思った通りの印象になるかを事前に確かめましょう。
事前に情報を整理し、比較検討するステップを踏むことが、満足度の高いクロス選びです。
DIY・賃貸でも楽しめるアクセントクロス活用術

貼ってはがせる!DIYでも楽しめるアクセントクロス
賃貸やDIYでもアクセントクロスを楽しみたい方には、貼ってはがせるタイプの壁紙やシールクロスがおすすめです。
通常のクロスと比べて施工が簡単で、原状回復も可能なため、賃貸住宅でも安心して使いやすい商品です。
最近では、質感やデザインも豊富で、木目調やレンガ調、モノトーンやパステルカラーまで幅広く揃っています。
また、部分的に貼ることもできるので、家具の背面や一角の壁、扉など、狭い範囲でもアクセントとして効果的。
費用や手間を抑えながら、気分や季節に合わせて自由に模様替えできるのも大きな魅力です。
DIYで失敗しない!アクセントクロスを貼るコツ
貼ってはがせるアクセントクロスやシールタイプをきれいに貼るには、以下のポイントを押さえることが重要です。
・壁の下地を整える
貼る前に壁の汚れやホコリを取り除き、平滑な状態にしておく。
・位置決め
中央から外側に向かって貼ると空気が入りにくく、気泡を防げます。
・貼る順序
長いシートは半分ずつ剥がして貼ると扱いやすく、ずれを防ぎやすいです。
・角や端の処理
角や端は軽く押さえながら慎重に貼り、必要に応じてカッターでカットするときれいな仕上がりに。
・道具の活用:定規やヘラを使って端を押さえたり、余分な部分をカットすると、よりプロの仕上がりに近づきます。
これらの手順を意識するだけで、DIYでも見栄えの良いアクセントクロスが仕上がり、賃貸や自宅の空間をおしゃれに演出できます。
DIYで楽しむアクセントクロスの注意点
貼ってはがせるクロスは、手軽に部屋の雰囲気を変える方法として取り入れやすいアイテムです。
しかし、壁紙ごとに隙間が出来てしまったり、気泡が入ってしまう場合もあるので、個人での施工には注意が必要です。
一方で、全体の仕上がりやデザインのバランスまでしっかり確認したい場合は、施工会社に相談するのも選択肢のひとつ。
壁の状態や家具との相性を踏まえた提案を受けることで、イメージに近い形で仕上げやすくなります。
Q&A

Q.アクセントクロスの費用相場はいくらですか?
A.アクセントクロスの費用相場は、施工面積やデザイン、素材によって変わります。
一般的な目安として、壁クロスの貼り替えは6万円~30万円※程度が費用相場です。
一面だけのアクセントクロス施工であれば、全面貼り替えに比べてさらに低コストで取り入れることができます。
これにより、費用を抑えつつ、おしゃれな空間つくりが可能です。
※出典:リフォームの内容と価格について(国土交通省)
Q.アクセントクロスを貼る場所はどこがいいですか?
リビングのテレビ背面、寝室のベッドヘッド、トイレの奥の壁などが効果的です。
Q.アクセントクロスはどのくらいの面積に貼るのが効果的ですか?
部屋全体のバランスを見ながら、家具の配置や光の入り方も考慮すると、アクセントとして自然に際立たせることができます。
Q.アクセントクロスとエコカラットの違いは何ですか?
エコカラットはLIXILが製造する機能性壁材で、デザイン性に加え、調湿・消臭などの機能を持つタイル状の建材です。
アクセントクロスのように壁の一部に使うことが多いですが、素材や機能が異なります。
Q.失敗しないクロスの選び方はありますか?
また、複数の施工会社に相談することで、同じデザインでも価格や施工方法の違いを比較でき、より納得のいく選択が可能になります。
提案を聞きながら自分の希望と照らし合わせることで、理想のデザインと満足できる価格の両方を手に入れやすくなります。
まとめ

アクセントクロスで自分らしい理想の空間を
アクセントクロスは、色や柄、貼る場所の工夫次第で、部屋の印象をぐっと変えることができます。
実際の施工事例を参考にしながら、どんな空間にしたいかをイメージしてみましょう。
貼る面積やデザインによって費用も変わるため、気になる場合はまず相談して見積もりを確認するのがおすすめです。
事前に確認しておくことで、理想の空間にぐっと近づけるはずです。
アクセントクロスで毎日をもっと居心地よく、楽しい空間にしてみませんか。
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戦略マーケティング&PR部
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